投資信託を始めたいけれど、どこから手をつければいいのか分からないという方は多いのではないでしょうか。投資信託の買い方は、証券口座を開設して銘柄を選び、購入するという流れになります。実は思っているよりもシンプルな手順で、最近ではスマホだけで完結することもできるんです。この記事では、投資信託の買い方について、証券口座の開設から実際の購入、積立設定までの手順を分かりやすく解説していきます。
投資信託を購入するために必要なものとは?
投資信託を始める前に、まず準備しておくべきものがあります。証券口座の開設には本人確認が必要なので、いくつかの書類を揃えておくとスムーズに手続きを進められるはずです。
1. 証券口座の開設に必要な書類
証券口座を開設するときに必要な書類は、基本的に本人確認書類とマイナンバー確認書類の2種類です。銀行口座を作るときとほぼ同じ流れなので、それほど身構える必要はありません。
オンラインで申し込む場合は、書類をスマホで撮影してアップロードするだけで完了します。郵送での手続きと比べると、かなり時間を短縮できるのが嬉しいポイントですね。
2. 本人確認書類として使えるもの
本人確認書類として使えるのは、運転免許証、健康保険証、パスポート、住民票などです。最も便利なのは運転免許証で、顔写真付きなので1点だけで本人確認が完了する証券会社が多いようです。
健康保険証を使う場合は、住民票や公共料金の領収書など、もう1点追加の書類が必要になることがあります。事前に証券会社の公式サイトで確認しておくと安心ですね。
3. マイナンバー確認書類の準備
マイナンバーカードを持っている方は、これ1枚で本人確認とマイナンバー確認の両方ができるので最も便利です。持っていない場合は、通知カードや個人番号が記載された住民票を用意しましょう。
投資で得た利益には税金がかかるため、マイナンバーの提出は法律で義務付けられています。忘れずに準備しておきたいですね。
必要書類をまとめると以下の通りです。
- 運転免許証またはマイナンバーカード(最もスムーズ)
- 健康保険証(追加書類が必要な場合あり)
- 通知カードまたはマイナンバー記載の住民票
- 銀行口座情報(引き落とし用)
投資信託を買うなら、どこの証券会社を選ぶべき?
証券会社選びは投資信託を始める上で最も重要なポイントかもしれません。どの証券会社で口座を開設するかによって、手数料や取扱商品数が大きく変わってくるんです。
1. ネット証券と対面証券の違いとは?
証券会社には大きく分けて、ネット証券と対面型の証券会社があります。ネット証券は店舗を持たずにインターネット上で取引を行うため、手数料が圧倒的に安いのが特徴です。
対面型の証券会社は窓口で相談しながら投資できるメリットがありますが、その分手数料は高めに設定されています。初心者でも最近はネット証券を選ぶ方が増えているようですね。
2. 取扱商品の数で選ぶポイント
証券会社によって取り扱っている投資信託の本数は大きく異なります。大手ネット証券では2000本以上の投資信託を取り扱っているところもあれば、数百本程度のところもあるんです。
選択肢が多い方が自分に合った商品を見つけやすいので、できるだけ取扱本数が多い証券会社を選ぶのがおすすめです。特に人気の銘柄が揃っているかどうかをチェックしておきましょう。
3. 手数料の安さを比較する方法
投資信託を購入するときにかかる手数料には、購入時手数料、信託報酬、解約時手数料があります。ネット証券の多くは購入時手数料を無料にしているので、これだけでもかなりお得になるはずです。
信託報酬は保有している間ずっとかかるコストなので、長期投資を考えるなら特に重要なポイントになります。同じような商品でも証券会社によって手数料が違うこともあるので、比較サイトなどで確認してみるといいですね。
4. おすすめのネット証券会社3選
人気のネット証券会社として、楽天証券、SBI証券、マネックス証券などが挙げられます。楽天証券は楽天ポイントが貯まって使えるので、楽天経済圏を活用している方にぴったりです。
SBI証券は取扱商品数が業界最多クラスで、投資信託の選択肢が豊富なのが魅力ですね。マネックス証券は投資信託の保有額に応じてポイントが貯まるプログラムが充実しています。
主要ネット証券の比較は以下の通りです。
| 証券会社 | 投資信託取扱数 | ポイント制度 | 最低積立金額 |
|---|---|---|---|
| 楽天証券 | 2600本以上 | 楽天ポイント | 100円 |
| SBI証券 | 2600本以上 | Tポイント・Vポイント | 100円 |
| マネックス証券 | 1500本以上 | マネックスポイント | 100円 |
証券口座を開設する手順を知りたい!
証券会社を決めたら、いよいよ口座開設の手続きに進みます。最近は申し込み方法も複数あるので、自分に合った方法を選べるのが便利ですね。
1. スマホで口座開設する方法
スマホで口座開設する方法が最も手軽で、早ければ翌営業日には取引を始められます。証券会社の公式サイトやアプリから申し込みフォームに進み、必要事項を入力していきます。
本人確認書類とマイナンバー確認書類をスマホのカメラで撮影してアップロードすれば、あとは審査を待つだけです。外出先でも手続きできるので、忙しい方にもおすすめの方法ですね。
2. 窓口で口座開設する方法
対面型の証券会社なら、店舗の窓口で直接口座開設の手続きができます。担当者に質問しながら進められるので、初めての方でも安心して手続きできるはずです。
ただしネット証券の場合は基本的に店舗がないので、オンラインでの手続きが中心になります。窓口対応を重視するなら、銀行や対面型証券会社を検討する必要がありますね。
3. 郵送で口座開設する方法
オンラインでの手続きに不安がある方は、郵送での口座開設も可能です。証券会社に資料請求をすると、申込書類が自宅に届きます。
必要事項を記入して本人確認書類のコピーを同封し、返送すれば手続き完了です。ただし口座開設まで1〜2週間程度かかるので、急いでいる方にはあまり向いていないかもしれません。
4. NISA口座も一緒に開設できる?
証券口座を開設するときに、NISA口座も同時に申し込むことができます。NISA口座を使えば投資で得た利益が非課税になるので、かなりお得な制度です。
ただしNISA口座は1人につき1つしか持てないため、どの金融機関で開設するかは慎重に選びたいですね。後から変更することもできますが、手続きに時間がかかるので最初によく考えておくのがおすすめです。
口座開設の方法をまとめると以下のようになります。
- スマホ申込:最短翌営業日、24時間いつでも手続き可能
- 窓口申込:対面相談できるが店舗が限られる
- 郵送申込:ネット不要だが1〜2週間かかる
- NISA口座:同時申込がおすすめ、1人1口座まで
投資信託の購入方法は2種類ある!
口座開設が完了したら、いよいよ投資信託を購入できます。購入方法には大きく分けて2つのパターンがあるので、自分に合った方法を選びましょう。
1. 一括購入とはどういう買い方?
一括購入は、まとまった金額で一度に投資信託を購入する方法です。例えば100万円の資金があれば、そのタイミングで全額を投資に回すイメージですね。
市場が安いタイミングで購入できれば大きなリターンが期待できますが、購入後に価格が下がるリスクもあります。ある程度投資の経験がある方や、市場の動きを見極める自信がある方に向いている方法かもしれません。
2. 積立購入のメリットとは?
積立購入は、毎月決まった金額を自動的に投資していく方法です。例えば毎月3万円ずつ積み立てるといった設定をすれば、あとは放置しておくだけで自動的に投資が続きます。
価格が高いときは少なく、安いときは多く購入できるので、平均購入価格を抑える効果があるんです。これをドルコスト平均法といって、初心者にも優しい投資方法として知られています。
3. どちらの購入方法が初心者向き?
投資初心者の方には、断然積立購入をおすすめします。一括購入は購入タイミングの見極めが難しく、精神的な負担も大きいからです。
積立購入なら毎月少額から始められて、購入タイミングを考える必要もありません。100円から積立できる証券会社もあるので、まずは少額で試してみるのがいいですね。
購入方法の特徴は以下の通りです。
- 一括購入:タイミング重視、まとまった資金が必要、リスク高め
- 積立購入:自動化できる、少額から始められる、リスク分散できる
- 初心者向け:積立購入がおすすめ、100円からスタート可能
投資信託を実際に購入する手順とは?
証券口座にログインしたら、いよいよ投資信託の購入手続きに進みます。初めてでも画面の指示に従えば簡単に購入できるので、焦らず一つずつ確認していきましょう。
1. 購入する銘柄を選ぶ方法
まずは数ある投資信託の中から、自分が購入したい銘柄を選びます。人気ランキングや検索機能を使えば、初心者でも選びやすいはずです。
インデックスファンドと呼ばれる、日経平均やS&P500などの指数に連動する商品が初心者には人気ですね。手数料が安くて分かりやすいので、まずはこのタイプから始めてみるのもいいかもしれません。
2. 購入金額または口数を決める
銘柄が決まったら、購入する金額または口数を入力します。金額指定の場合は「1万円分購入」といった形で、口数指定の場合は「100口購入」といった形で注文します。
初心者の方は金額指定の方が分かりやすいと思います。自分の予算に合わせて無理のない金額から始めるのが長続きのコツですね。
3. 分配金の受取方法を選択する
投資信託によっては、運用で得た利益の一部を分配金として受け取れる商品があります。分配金の受取方法は「受取型」と「再投資型」の2種類から選べます。
再投資型を選ぶと分配金が自動的に再投資されるので、複利効果で資産が増えやすくなるんです。長期的な資産形成を目指すなら、再投資型がおすすめですね。
4. 目論見書を確認して申し込み完了
最後に目論見書という商品説明書を確認します。運用方針やリスク、手数料などが詳しく記載されているので、必ず目を通しておきましょう。
内容を確認して問題がなければ、注文確定ボタンを押せば購入手続きは完了です。購入した投資信託は、翌営業日以降にマイページで確認できるようになります。
購入時のチェックポイントは以下の通りです。
| 項目 | 選択肢 | おすすめ |
|---|---|---|
| 銘柄 | インデックス/アクティブ | インデックスファンド |
| 金額 | 金額指定/口数指定 | 金額指定 |
| 分配金 | 受取型/再投資型 | 再投資型 |
| 確認書類 | 目論見書 | 必ず内容確認 |
積立設定の具体的な手順を解説!
一度購入するだけでなく、定期的に自動で購入する積立設定をしておくと便利です。一度設定すれば毎月自動的に投資してくれるので、手間がかからないのが魅力ですね。
1. 積立金額と購入日を設定する
積立設定の画面では、まず毎月の積立金額を決めます。多くの証券会社では100円から積立できるので、無理のない金額でスタートできます。
購入日も選べることが多く、給料日の直後に設定しておけば資金繰りも楽になるはずです。月に1回だけでなく、毎日や毎週といった頻度も選択できる証券会社もあります。
2. 引き落とし方法を選択する(クレカ・銀行口座など)
積立資金の引き落とし方法は、銀行口座からの自動引き落としかクレジットカード払いを選べます。クレジットカード払いにすると、カードのポイントも貯まってお得なんです。
楽天証券なら楽天カード、SBI証券なら三井住友カードといったように、証券会社ごとに提携しているクレジットカードがあります。ポイント還元率は0.5%〜1%程度が一般的ですね。
3. ボーナス設定で増額もできる?
通常の積立に加えて、ボーナス月だけ増額する設定もできます。例えば普段は月3万円の積立で、ボーナス月の6月と12月だけ10万円にするといった使い方ができるんです。
収入に合わせて柔軟に調整できるので、無理なく続けられそうですね。ただしボーナス設定は必須ではないので、まずは通常の積立だけでも十分です。
4. ポイント利用設定をする方法
証券会社によっては、貯まったポイントを投資信託の購入に使える制度があります。楽天ポイントやTポイントなど、普段の買い物で貯めたポイントを投資に回せるんです。
ポイント投資なら現金を使わずに投資体験ができるので、初心者の方にもハードルが低いかもしれません。積立設定の画面でポイント利用の有無を選択できます。
積立設定のポイントをまとめると以下のようになります。
- 積立金額:100円から設定可能、無理のない金額で開始
- 購入日:給料日直後がおすすめ、毎日積立も選択可
- 支払方法:クレカ払いでポイント還元あり
- ボーナス設定:増額可能だが必須ではない
- ポイント投資:楽天・Tポイントなどが利用可能
投資信託購入後に確認すべきこととは?
投資信託を購入したら、定期的に運用状況をチェックすることが大切です。ただし毎日見る必要はなく、月に1回程度確認するくらいで十分だと思います。
1. 取引報告書の見方
投資信託を購入すると、証券会社から取引報告書が発行されます。購入した銘柄名、口数、金額、手数料などが記載されているので、内容に間違いがないか確認しておきましょう。
最近はペーパーレス化が進んでいて、オンラインで確認できるケースがほとんどです。マイページにログインすれば、いつでも過去の取引履歴を見られるので便利ですね。
2. 運用状況をチェックする方法
保有している投資信託の運用成績は、証券会社のマイページで確認できます。現在の評価額や損益率が一目で分かるようになっているはずです。
短期的な値動きに一喜一憂する必要はありませんが、年に数回は全体のバランスを見直すのがいいですね。特定の資産が偏りすぎていないか、リスクを取りすぎていないかをチェックしましょう。
3. 積立設定の変更や解約はどうする?
積立設定はいつでも変更や停止ができます。金額を増やしたり減らしたり、一時的に積立を止めることも可能なんです。
投資信託自体を解約したい場合は、マイページの保有商品一覧から売却手続きができます。売却した資金は数営業日後に証券口座に入金され、そこから銀行口座に出金できますね。
購入後の管理ポイントは以下の通りです。
- 取引報告書:購入内容の確認、オンラインで閲覧可能
- 運用状況:月1回程度のチェックで十分
- 損益率:短期的な変動に動揺しない
- 設定変更:積立金額や頻度はいつでも変更可能
- 解約手続き:マイページから売却可能、数日で入金
まとめ
投資信託の買い方について、証券口座の開設から購入、積立設定までの一連の流れを見てきました。思っていたよりもシンプルで、初心者でも始めやすいことが分かったのではないでしょうか。大切なのは、無理のない金額から少しずつ始めることです。投資信託は長期的に保有することで複利効果が期待できるので、焦らずコツコツ続けていくのがおすすめですね。まずは少額の積立から始めて、投資に慣れてきたら徐々に金額を増やしていくといいかもしれません。

